2011/05/27

ナイフ探しのウォークアバウト

いま、百さんのブログで、『最高ナイフ』と言うお題で話が盛り上がっている。
そもそも『自分にとっての最終/最高ナイフはなにか?』と言うことでかなりの数のナイフを試し、色々な角度から検証してきたお題で、過去にさかのぼって記事を読むととても興味深い。

そのナイフ探しのジャーニー、ブッシュクラフト的に言うと『ウォークアバウト』もどうやら何かを見つけてゴールに差し掛かったようである。
そこでふと、今自分はどのあたりなのだろうか?と思い直してみた。以前にも少し記事にした和式ブッシュクラフトナイフのプロジェクトがそれにあたるのだが、まだまだ出発地点をうろうろしている状態である。

一つだけほぼ確定しているのが方向。それは和式、もしくは和風であること。これは、和式刃物を使って育っているので、やはり一番しっくりとくるからである。そしてその容姿もとても好きだ。

その他のことはまだまだ模索中。現在検討中なのは>
大小のコンビ。大→刃渡り20cm全後。小10cm前後。
割り込みか三枚。
両刃。
小の方は微妙にクリップ気味のポイント、スカンジグラインド。
大の方は剣鉈とレウクの中間、ティップヘビー、コンベックスグラインド。
タングはテーパードタング
鋼材未定。
どちらもフィンガーガード無し
シースは多分木製。

といった感じ。今まで小のほうはドロップポイントの方向で来ていたのだが、自分のナイフの使い方を再検討してみた時に、クリップ気味の細いポイントの方が便利なことに気がついた。少し前に紹介したマキリ・PUUKKOもポイントを更に細めにしたら使いやすさが全然良くなった。
ドロップが悪いとか、不便とだとは言わない。ただ自分の使い方には合っていないだけだ。

最近は鍛冶作業の時間がまったく取れないのでなかなか先に進まないのだが、取り合えず木でモックアップだけは作っている。大の方はほぼ形が決まってきているのが、小の方はクリップ『気味』にてこずっている。モックアップが上手く出来るようにならないうちは、鍛造で成形なんて到底無理。夏休みまでには何とかものになってくれると良いのだが。

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